女同士のふうふです〜彼女と猫さまのあいだ〜

養護教諭×保育士の同性カップルが織りなす日々の記録

【体験談】マイホーム購入レポ②審査→契約を結ぶことになった同性ふうふの話

こんにちは。具です。
私たちふうふは、2017年10月に結婚式を挙げ、その約1か月後、まったく予定に入っていない超イレギュラーマイホーム購入を果たしました。
8年経った今でも、あの勢いと勢いは驚きを隠せません。

今回は、ちょうどこの時期に進めていたマイホーム購入の体験を、以前運営していたブログ記事をもとに再収録した、リペア記事としてまとめていきます。日が経っている体験なので、あくまで私の思い出の一つとして読んでいただけたらうれしいです。

【前回の記事はこちら】

rs-hibi-log1001.hatenablog.com

🏦提携ローンを利用することになりました

新築マンションは、第1期・第2期……と、数回に分けて販売されるのが一般的なのだそうです。我が家がこの物件に出会ったのは……最終期
業者側の都合もあり(もしかしたら向こうの都合を考える必要はないのかもしれないんですが、当時の私たちにはそれがわかりませんでした)、我が家は
提携ローン(売主側が提携している銀行)
を利用することになりました。

マイホームを中古で購入する場合
物件によっては、法律上の問題(建ぺい率の超過・増築部分の未申請等)によって、ローンが通らなかったり、築年数などの条件から、住宅ローン控除の対象にならない場合もあるようなので、中古物件を購入するのであれば、事前にちゃんと確認した方が良さそうです。

私たちが利用する銀行さんだと、事前審査の結果が出るまで、大体3日程度とのこと。

私たちの場合、公正証書を作っていなかったので、夫婦に適用される《ペアローン》や《収入合算》はできませんでしたが、事前審査の際、家計収入欄にはパートナーの収入も書いてもらって構わないとのことだったので、記入することはできました(あくまで参考資料なので、実際の審査にパートナーの源泉徴収票等は不要)。ペアローンを検討している同性カップルさんは、購入の前に公正証書の作成を検討する方がスムーズだと思います。

【関連記事はこちら】

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👭事前審査後のふうふの会話

審査結果が出るまでの間、家の中ではなんとも言えない空気が漂っていました。いわゆる「マイホームブルー」の一歩手前。

マイホームブルーとは、マイホームの計画中や購入後に「気分が落ち込む」「不安やイライラが募る」など、精神的に不安定な状態になること。

当時、夕飯の席や寝る前の私たちの会話はというと…

もし引っ越しできたら、通勤が楽になるよね

飲み会のとき、車置いて向かう手間がラクになるなー!ゆくゆくはダイニングとか洗濯機買い換えたい。あ、エアコンは夏でいいよね、床暖あるから、冬はなんとかなりそうだし

うんうん、急がないで、夏で十分!

……まぁでも、通らないよ。2年後の更新を目処にまた探さなきゃ😒

あ、そうだね。まずは貯金だよね💦

…でもさー、2年後、同じような条件の物件、見つかるかなぁ…。今マンションも高騰してるし、あの地域一帯は中古になった方が高いし…2年後を目処にすると、ヘタしたら消費税10%に被っちゃうし

今見てるところは、本当、条件はいいよね、ぴったりで

…そうだね。バルコニーも広かったなー☺️最近のマンションってみんな広いのかね?駐車場だって平置きだし、ランニングコストも魅力的だった

眺めも良かったし、日当たりも希望通りだったよね😊

いや、でも審査落ちるからきっと😒通っても本審査で落ちる。2年後に向けてじっくりまた検討しよう

あ、そうだったね…😢

終始こんな会話のループ。私、最高にいやなやつですね。世はまさに、ブルーofブルー⤵︎⤵︎感情の乱高下が激しく、パートナーには本当に悪いことをした…と今でも思っています。彼女だって期待や不安があっただろうに、そこに寄り添える余裕が自分にありませんでした。
期待する気持ちと、不安な気持ちが交差し、マンションのパンフレットを開いては、住みたい気持ちにまた傾き…と、メンタルはぐらぐら。マンション購入を決めるまでの過程ずさんだったことも、心に大きく引っ掛かっていたのだと思います。

💡事前審査が通りました

MR見学、そして事前審査申請から2日後ーー営業さんから電話がありました。

 

おめでとうございます。銀行さんから、事前審査通過のご連絡をいただきました。つきましては、契約と本審査の手続きのため、予定していた通り、○曜日にご来店をお待ちしています。また、それまでにお手数ですが、手付金のお振込みをどうぞよろしくお願いいたします

 営業「おめでとうございます。銀行さんから、事前審査通過のご連絡をいただきました。つきましては、契約と本審査の手続きのため、予定していた通り、○曜日にご来店をお待ちしています。また、それまでにお手数ですが、手付金のお振込みをどうぞよろしくお願いいたします」

 

と お っ ち ゃ っ た

予想を裏切り(?)、通ってしまった事前審査。
どうしよう。今ならまだ引き返せる。契約を結んでしまったら手付金だって返ってこない。
手付金は、契約に際して払うお金。私たちの場合は、契約後、そっくりそのまま返ってくるレアケースでしたが、通常は頭金になったり返ってくることはありません。もし、返金しますよってお話しが出たら、しつこいくらい営業さんに確認した方が良いです。私は再三確認しました(笑)
父に連絡したら

 

反対はしないがちょっと待ちなさい。これからの責任が全部お前1人の双肩にのしかかることになる。なぜウン千万出してマンション買いたいのか、返済期間短めで払いきれるマンションにして、2人の時間をゆっくり楽しむのもいいと思う。

 
大分心配を掛けてしまった←当たり前
 
両親には、いつかほしいくらいにしか話してなかったのでこれは当然の反応。背中を押してほしかったという私の考えは甘かった(事前に言え)

 

ただいま……あの、ローンの事前審査通っちゃったよ

おーおめでとう!…で、いいの?

やっぱり断ろうかな😢

そっか。まぁ、お金ないしね😐

しんぷは?どう思う??

ウチは…住めるなら住みたい😐でも、お金の負担はりゅりゅが大きいし。住めたらいいなとは思うけど

そうだよね

こんな場面になっても、踏ん切りがつかず、おどおどする私。本当に情けないと、今振り返っても恥ずかしい限りです。しかし、ここでパートナーから力強い言葉が返ってきます。

 

考えよう。住宅ローン控除もあるし、意外となんとかなるかも。ウチも仕事増やしたりできるし、もちろん協力するから

こういうところにいつも救われるんですよね…😭この後、改めて2人で電卓を叩きながら、「そもそも私たちは、何を心配しているのか」を拾い出してみました。
  • 結婚式直後の貯金がない中で、本当に購入を決断して良いのか。
  • 変動金利の場合、金利が上がっても耐えられるのか。固定金利の場合、変動より金利は高いが、支払い続けることは可能なのか。
私たちの心配は、大きく分けるとこの2つでした。次に、この心配を解消することはできないかを話し合います。
  • 少なくとも私の給料はコンスタントに昇給することから、今後も収入増える見込みがあること。
  • パートナーの勤務体系見直して、収入を増やすこと。
  • 住宅ローン控除を利用して、貯金を増やすこと。

住宅ローン控除
条件を満たせば、10年間住宅ローン残高の1%が所得税から減税される。私たちの場合、契約が結べれば年内に物件あ引き渡されるため、年度末の確定申告で、初年度の控除を申請できる。

不安ばかりが先行してしまうけど、『あのマンションに住みたい』という気持ち第一に考え、「正解かは分からないけど、住み始めた後のことを考えよう」という結論に至りました。
不安は正直、なくならないと思います。でも、起こるかわからないタラレバの話に支配されてストレスを溜めるくらいなら、未来の楽しみを想像して、頑張るエネルギーを蓄える方が生産的かなって。
この後、震える手で手付金を振り込み、私たちは契約日を迎えることにしました。

🖋契約→本審査

事前審査通過の知らせをもらった日から、3日後ーー

契約は、竣工済の現地マンションの一室に集合して進めることになりました。

 

やっぱり来てみると、ステキな家だよね

うん。住めたらうれしいな

部屋へ入ると、他にも契約を進めている人がちらちらといる様子。……いよいよか。
(この間にも、父と何度か長文のLINEを交換しては「決めちゃうか」「やっぱり待った方が」の繰り返し。父がかなり悩んでいてくれていることがだんだん分かり、「もう決めようと思う」と言ったら即応援のメッセージが…。ありがとう、父…!)
ということでもう何も怖くない!!
⚠︎契約書に印を押す前に:気になることは全部聞いた方が良いす。私たちは事前審査のに重要事項説明があり、説明書を持って帰れたので、契約の前に説明書を読んで契約に臨むことができたため、小さな疑問点(固定資産税はどれくらい掛かるか、とか)も全部聞いた上で納得して印を押しました。
何枚もの契約書覚書署名・捺印を繰り返し、これでいよいよ後戻りができなくなりました。

 

契約しちゃったよ

いいですよ!大丈夫!!

そんな悪態を吐きながらも、こういう明るいところ・前向きなところにいつも救われます。本当にありがとう。あとは本審査に通るかどうか…

私が利用した提携ローンは、某メガバンク。この銀行の場合、事前審査の段階で個信も確認しているため、本審査必要書類の確認くらいなんだとか。ネットバンクだと、本審査で個信を見るという流れが多いらしく、事前審査を通過しても本審査で落ちるというのはよくあるらしい。

 

(ここまできたら通りたい…!)

本審査は、事前審査より時間が掛かるらしい。事前審査が通っていて、かつ、属性が変わらなければ本審査は通ると言われたけど…

 

(やっぱり心配……!!)

ぶっちゃけ、当時の私は数々の不安要素を抱えていました。
  • 車のローンも奨学金の返済もある(滞りはないけど)。
  • クレカや家賃の支払いが遅れたこともある(月単位ではないけど)。
  • キャッシングだってまだ残ってる(滞りはないけど)。
お金の知識がなく、「なんとかなる」とたかを括って、お金に対して本当にだらしなかったのです。そんな不安要素を抱えたまま、私は契約書を交わしました。

 

ここまで進めていて落ちるってことはないのかな

一体いつ本審査の結果がくるのか…ハラハラドキドキの日々が、再びやってくるのです。

本審査申込みから3日後ーー

見知らぬ番号から掛かってきた電話は、審査中のメガバンクから。もしかしてーー!!
 銀行「すみません、いただいた書類の1か所に、電話番号をいただいていなかったもので…」
 
結果じゃなかった。

 

(番号を伝えた後)あ、あの、結果っていつ分かるんでしょうか…?心配で心配で怖いのですが😨

あ、そんな心配しなくて大丈夫ですよ!書類に不備がないか確認するだけですから。問題ないから大丈夫です

そ、それは文字通りの“大丈夫”と受け取って良いのでしょうか…😨

はい、文字通り受け取ってもらって、大丈夫です

 

(本当かなぁ?????←聞いても疑う

 

一応この言葉を信じ、ちゃんと結果もらってから行こうと思ってい銀行の口座開設へ、一足早いですが行くことにしました。

自分が既に持っている銀行でローンを組めばこの手間は省けますが、私の場合、口座を持っていない銀行による提携ローンを利用したため、この手間が発生しました。

本審査申込みから約1週間後ーー

無事に本審査通過の電話連絡をいただきました!ホッとしたー!
本審査を通過すると、住宅ローンセンターへ行って、正式なローン契約の手続きをするのだそう(銀行さんによると思いますが)。日中でないと開いていないので、後日、仕事を休んで住宅ローンセンターへ行ってきました。

返済シミュレーションやローンの仕組みについて改めて説明を受けると、
  • 金利の選択(変動か、固定か、ミックスかなど)
  • 団信特約を契約するか
について最終チェックをした上で、書類の記載捺印をして終了という流れでした。
変動金利
市場の変動に応じて金利が変わり、それに合わせて返済額も見直される。一般的に固定金利より金利が低く設定されている傾向にあるが、金利の変動に伴って、返済額が見直される。(多くの金融機関で「5年ルール」や「125%ルール」という返済額が急激に上がらない仕組みが採用されているそう)
固定金利
借入時の金利が完済まで変わらない。変動金利より金利が高く設定されることが多い。金利が固定されているので、返済計画は立てやすいが、市場の金利が低下しても、契約時の金利が適用されるため、金利が下がったときの恩恵を受けられない場合がある。
私は団信特約のことをパートナーと話し合い忘れていたので、確認をしたり話し合ったりと、ちょっと時間が掛かってしまい、概ね2時間弱の時間を要しました。
団信(団体信用生命保険)とは、契約者が死亡・または高度障害を負った際にローン返済がゼロになる仕組み。これに加え、我が家は団信特約(8大疾病特約)をつけることにしました。団信特約は、契約者が、脳や心疾患・ガンと告知された段階でローン返済がゼロになる仕組みの「オプション」です。ローン契約時でないと加入できず、後から付け足すことはできないとのことでした。個人的には、団信・団信特約ともに入っておく方が良い気がします。精神的にも安心なので。
とりあえず、必要な手続きは、これですべて終了。この後、残代金や諸費用の支払いを済ませたら晴れて物件の引き渡しとなります。

これは物件やローンをどこで組むかによっても変わりますが、引き渡しまでの間に、電気ガスやネット開通の申し込み・火災保険への加入など、細かい手続きも進めることになります。

ウチのように、物件が未入居の新築マンションの場合、一斉入居日にというのが決まっていて、この一斉入居日になったら鍵を渡されるという流れになっています。
業者による荷物の搬入は、引越し幹事会社から日時を指定されますので、指定日以外で運び入れることはできません。ただし、この物件の場合、大型家具以外であれば、自力で搬入しても良いとのことだったので、私たちの場合、指定日には大型家具家電だけを運ぶことにして、小さい荷物自分たちで少しずつ運び入れる計画にしました。

🌈おわりに:事前の話し合いが鍵

こうして振り返ってみても、はらはらドキドキの一週間でした……過ぎてしまった今となっては笑えますが、こんな緊張、二度と味わいたくないですね!
「賃貸がいい」とか「マイホームがいい」とか一概には言えませんが、マイホームの購入は、人生で1番の、そして桁違いの買い物になります。ローンを組むというのは借金を背負うってことですから、
  • 月々の支出管理のこと
  • 金利のこと
  • 団信のこと
  • 引越しのこと
  • 万が一の備えのこと
この辺はちゃんとふうふでしっかり話し合ってから、決断するのが良いと実感しています。私たちに足りなかったのは、事前の話し合いお金の知識。今はそこら中に良い教材があるので、ぜひよくよくよくよく調べて、お家をどうするか判断するのがよろしいかと思います。

【開設当初からずっと見ている、お金の知識を学べる両学長のYouTube。当時チャンネルがあれば…!と悔いたときもありましたが、学長のおかげで軌道修正できました。ありがとう学長✨】

経済的なシミュレーションはもちろん大切ですが、その前に、自分たちはこれからどんな生活を送りたいのか。どんな人生にしたいのか。お金を使う価値どこに置いているのかといった、自分の価値観と向き合い、ふうふで擦り合わせることがなによりも大事だと私は思います。私のしくじりを超えて、どうかみなさん、良いお家計画を立ててくださいね!
さて……人生において、7回目の引越し。今までは自力で引越しをしてきましたが、今回ばかりは、一部ですが引越し業者に頼まざるを得なくなりました。引越しの見積もり大嫌いなんですよねぇ😭
<グループに参加しています!>
ちなみに当時のうちの猫(長女)さまは、毎日のように気分が乱高下する私たちを心配して、いつも以上にべったり……長女さまの優しさに感動。長女さまたちが目一杯遊べて温かいお家にするからね…!!