女同士のふうふです|私と彼女と猫さまと

養護教諭×保育士の同性カップルが織りなす日々の記録

【結婚式】同性カップルの結婚式レポ⑥手作りのペーパーアイテム

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こんにちは。具です。
私たち“ふうふ”は、2017年10月1日、横浜の「ザ・クラブ・オブ・エクセレントコースト」結婚式を挙げました。この「結婚式レポ」は、当時アメブロに投稿した記事を再構成し、「シン・結婚式レポシリーズ」としてお届けしています。
  • これから結婚式を挙げたい
  • 結婚式をするか迷っている
  • 同性カップルの結婚式ってどんな感じ?
そんな方に読んでいただけたらうれしいです。

【前回の記事「結婚指輪」を買いに行ったリアルはこちら】

rs-hibi-log1001.hatenablog.com

✂️手作りしたペーパーアイテムの紹介

結婚式準備の中でも、地味だけど手間がかかるうえに、なぜか逃げられないアイテム。
それがペーパーアイテムです。もちろん、世の中には既存の商品や外注という方法もあるので、必ずしも手作りする必要はありません。ただ、当時の私たち貯金が甘くて、結構ギリギリの予算で式を挙げようとしていました。
そのため、できるだけ安く、でも自分たちらしさも活かした式の実現を考えた結果、ペーパーアイテムはすべて手作りにすることとしました。


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【実際に作った招待状と返信用ハガキの現物。今も思い出にサンプルを残しています】

今回は、ペーパーアイテムの中でも、最初に必要となる「招待状」についてレポートします。なお、式場によっては、アイテムの持ち込み料が掛かる場合があるので、事前に確認しておきましょう💡

<最終的に我が家が手作りしたアイテム(ペーパーアイテム他)>

  • 招待状
  • 席次表
  • 席札
  • メニュー表・ドリンクメニューカード
  • ウェルカムボード
  • リングピロー

最初は「そのうちやればいいよね」と構えていましたが、本腰を入れて取り組み始めた招待状製作は、8月。結論から言うと、当時の私たちが要した時間は——

  • ラフ案作成:1日
  • 文面の校正〜ダミーの完成:4日
  • 量産作業:3日

こんなスケジュール感でした。

🎀実際に作ってみよう!

まずは“構想”を固める

招待状を含んだ、ペーパーアイテムを手作りすると一口に言っても、作業は多岐にわたります。

  • 用紙選び
  • デザインの方向性
  • 文面の作成
  • レイアウトの調整
  • 印刷の設定
  • 装飾品選び
  • 封入物のチェック方式

まず最初に取りかかったのは、デザインのラフ案づくりから。パーティー(=披露宴)に飾るものの大枠のテーマを考えます。

当時私たちが考えた結婚パーティーのテーマ「猫」🐱
当時はポケモンから離れていた時期でした。いま結婚式を挙げるなら、間違いなくポケモンウェディングしたい💒

学生時代薄い本ちょっとしたアイテム作って販売していた経験を大いに活かせたので、ラフ案を作る作業は思いのほか揉めることもなく、楽しくできました。

<製作へ入る前の準備>

  • イメージイラストを描いて、意見を出し合う
  • 使用したいイラストの画像を集めるor自分で作製する(我が家は後者)
  • ふたりの意見を擦り合わせる(おたがいの意見を両方採用できるよう意識)
  • 役割分担をする(私たちの場合、封筒制作はパートナー。文面制作は私という分担で進めました)

私たちの場合は、ある程度“製作”に関する知識スキルがあったので、ラフ案1日程度でまとまっていきました。この段階で作った“ラフ案”が、後々すべてのベースになります。

必要な材料は、100均と世界堂でそろえました

ペーパーアイテムを手作りするとなると、まず必要なのが材料と道具の調達。私たちが実際に使ったアイテムは、だいたい以下の通りです。

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準備したもの

  • A4厚紙(招待状本体用)
  • インクジェット紙(封筒・案内文の印刷用)
  • カッター・カッティングマット
  • テープのり・両面テープ
  • 封筒(洋2サイズ)
  • 住所印刷用ラベル
  • 返信用はがき
  • 切手(招待状用と返信用の2種類)
  • プリンター・インク
  • レースペーパー(封筒の装飾品)
  • リボン(封筒の装飾品)
  • メッセージカード(受付等、当日お願いする人へ依頼するメッセージを書くため)
  • シーリングワックス
  • 結婚証明書用のカード(我が家の場合・後述)

手作りと聞くと「材料費、大変じゃない?」と思われがちですが、好みの紙・装飾を選べる自由度が段違い。変に凝らなければ、既製品や外注を頼むよりは安くできます。

デザインの決定と文面の作成

私たちの結婚パーティーのテーマは「猫」。そのため、以下のデザインを軸にしました。

  • 全体の雰囲気は、モダンな大人っぽい雰囲気より、明るく
  • 当時我が家にいた猫さまたちをモチーフに
  • 仕上がりにこだわる(きれいめで揃える)

文面については、ネット上の文例を参考にしながら“同性カップルでも違和感のない書き方”に調整していきました。たとえば、

  • 呼び方(「新郎」「新婦」や「両家」という表現は使わず、個人の名前を載せる)
  • 一人で参加する友だちの過ごしやすさを考える
  • 招待状の締めくくりは丁寧に
  • 同性婚を強調するようなことは表記はせず、自然な文面に整える

特に最後の点は、「同性カップルだから特別な書き方をしなければならない」と考える必要はまったくありません基本的な形式を整えておけばOKとプランナーさんとも確認して、製作を進めました。

🖥サンプル作成はマスト!

文面・デザインが固まったら、まずは 1通だけ“サンプル”を作って仕上がりを確認 します。このとき、

  • 色の濃淡
  • 印刷のにじみ
  • 紙質との相性
  • サイズ感
  • 封筒とのバランス

などを細かくチェック。実際にサンプルを作ったところ、


ここのフォントサイズは11にしてみよう

はい(カチャカチャ🖥)

行間が気になるかな。1.5くらいにしてみて

はい(カチャカチャ🖥)

あー……!…と、じゃあ1.75くらいだとどうかな

何気にクリエイティブなパートナー。細かい指示や修正は多々ありましたが、サンプルを作ったことで、量産時のミス格段に減りました。省略しがちな工程ですが、これは本当に大事だと実感しています。

量産: 作業は想像より多い

作業は印刷だけで力尽きるわけにはいきません。サンプルが完成したら、いよいよこれを丁寧で!キレイに!人数分!仕上げたい我々なのです。

<案内状を印刷した後に待っている作業>

  • レースペーパーを切る
  • リボンを結ぶ
  • 案内文を折りたたむ
  • 同封物の仕分け(次の画像参照)
  • 返信用ハガキへの切手貼付
  • 封筒にシーリングワックスを貼り付ける=封緘
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【参加者の住所リストの隣に、封筒への同封物確認リストを載せておきました】

これらを人数分、キレイに仕上がるよう細心の注意を払って進めていきます。

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【作製中の招待状。量産してみると、サンプルの段階では気づけなかった苦労を実感。我が家の場合、封筒にレースペーパーとリボンを貼る作業が大変でした】
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きれいに切るなら、裁断機がおすすめですが、我が家の場合は印刷した案内状にも少し一工夫を加えるためハサミを使いました】
 
ある程度製作を終わらせた辺りで、一度最終確認をします。
 パートナー「切手買っといたよー」
 私「ありがとう。…ん?これ、慶次用…62円(当時)だよ?」
 パートナー「62円だよ?」
 私「慶次用切手は、招待状を送るこっちの封筒に貼ろうって話だったと思うけど」
 パートナー「貼るよ?」
 私「いや、重さ的に62円じゃ送れないから、82円か92円じゃないの?」
 パートナー「………😯」
 私「………🙄」
 パートナー「ま、交換してもらえばいいよっ😃」
※ 交換はできないので、慶次用を返信用ハガキに。使いたかった記念切手を封筒に貼ることにしました。
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【参列者に結婚証明書へ貼ってもらうためのカード。結婚証明書も手作りし、テーマの一つが夜空なので、カードは星型にカットしました】
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さぁ気を取り直してラストスパート!単純作業なのに、なぜか終わらない。でも、同じテーブルでおしゃべりしながら手を動かしていたので、大変ではあるけれど、どこか楽しい時間でもありました。

⚠️ここは気をつけよう!ペーパーアイテムあるある

完璧をめざしても、なぜか起きるのが結婚式準備の不思議。ペーパーアイテムでも例外ではありません。封筒に封をする前に、次のことは必ずチェックしておきましょう!

  • 宛先は間違っていないか(確認リスト作成段階・リスト印刷段階・宛名印刷段階・封緘直前のダブルチェックを4回しました)
  • 司会や受付をお願いする相手には、依頼用のメモを添えてあるか
  • 返信用ハガキの切手は貼ってあるか
  • 封筒サイズギリギリに招待状が入っていないか

 時間をおいて改めて見る気づくミスっていうのが本当にあるので、しつこいくらいチェックしました。

🌈おわりに:手作りにしてよかった理由

サイズをミスったり、材料が足りなかったりーーさまざまなトラブルを経ながら、約1週間。テーブルの上には、ふたりで何時間もかけて作った招待状の束。並べてみると、ちょっと誇らしい気持ちになったのを覚えています。

決して簡単ではなかったけれど、なんやかんや、手作りにしてよかったと心から思える出来にはなりました(当時の全力は出せてたと今でも思う)。
でも、完全初心者の人がやろうと思ったら、結構大変(少なくとも日数も工程ももっと増えそう)だと思うので、慣れてないのであれば、多少お金がかかっても、既製品を使うか、外注した方が断然手間は省けます

私たちも、もし今結婚式を挙げるなら、公式が出しているポケモンのウェディングアイテムを使いたいかな…

でも、もし手作りを考えているのであれば、

  • 話し合いを含め、作業は早めに
  • サンプルは必ず作る
  • プリンターの癖を把握する
  • 作業はおたがいで分担する
  • 材料は、足りなくなったときにすぐに買いに行ける場所で揃える(それが無理なら、大量に仕入れておく)

案外、特別な技術いらないので、“ふたりでつくる”という気持ちで進めていけば、十分ステキなものが完成すると思います。

🕊おまけ:招待状以外で作ったアイテム

ここまでは招待状について紹介しましたが、前述の通り、招待状以外のアイテムも、できる範囲で手作りしました。

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【ウェルカムボード:似顔絵はパートナーが描いてくれました。当時の猫さまたちの写真を使って、私たちにしか作れないウェルカムボードができました】
【リングピロー:どうしてもお金をかける価値を見出せず、作業時間10分で仕上げたもの。フラワーリングにパールを添えて指輪を掛けられるようにしたものを鳥かごの中に突っ込んでリボンを結んだだけ】
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【ドリンクメニュー:印刷してみたものの、そもそも自立しないというアクシデントに見舞われ、フラワーリングに入れようと思いついたものの、下が読みにくいという事態に】
手作りするもの・外注するもの・式場にあるものを使うもの。どれにも良さがあるので、ぜひふたりでよーーく話し合って進めていけると良いですね。
 
次回は、「お色直しと小物選び」にまつわるエピソードをお届けします。
<グループに参加しています!>
ちなみに当時のうちの猫さまたちは、量産する作業をつまらそうに見届け、終わりを見計らっては乗っかってくるという日々を過ごしていました。寂しい思いをさせてゴメンなさい。