
こんにちは。具です。
あっという間に2月になってしまいました。この調子で、いつの間にか3学期が終わってるんだろうなぁと、次年度をひかえている私として戦々恐々としています。
さて。前回、1月は「仕込みの月」というお話しをしました。
今回は、普段あまり知られていない「養護教諭の2月のお仕事」について書いてみます。(ただし、ここで書いている内容は、現任校の話ではなく、あくまで過去の話を織り交ぜた内容となっていることをご了承ください)
🗓養護教諭の2月は、「見えない仕事」が増える時期
2月の学校は、大きな学校行事も少ないため、一見すると落ち着いて見えますが、入試や学年末テストが実施される時期……なんとなく、そわそわと、落ち着かない雰囲気が漂います。
2月は、養護教諭にとって「整える月」です。はたから見ていると、2月の保健室は静かに見えるかもしれません。でも実際は、目に見えない仕事が一気に増えている時期。
春休みや進学を前に、やっておかなければいけない仕事を処理しなければなりません。
🔍養護教諭が2月にしていること【事務処理編】
保健室の来室記録を見直す
2月は、1年分の来室記録を見返す時期です。
「あの子は、どんな一年だったか」
「この時期に多かった不調は何か」
来室記録をあらためて統計データとして起こし、数字だけでなく、背景もふりかえりながら、
- 保健指導を打った方が良さそうな時期や内容
- 全校集会等で話した方が良さそうなトピック
- 保健室対応の見直し
など、次年度の保健室経営や学校行事への反省に活かします。
保健室の備品整理
年度末納品分の消耗品が届いたり、廃液を回収したりと、薬品に関わる動きが大きい時期。使用期限や在庫の確認をして、4月に慌てることがないよう、補充・整理を2月のうちに終わらせておきます。
医療機関情報の見直し
保健室や職員室に掲示またはファイリングして置いてある、近隣の医療機関情報を見直します。診療時間や診療日、病院の電話番号が変わっている場合があるので、これも4月に慌てることがないよう、2月のうちに終わらせておきます。
春休みに返却する書類の確認
春休み中の受診に合わせ、食物アレルギー等の管理書類を返却できるよう、書類を整えておきます。3月に返せるようにしたいので、作業は2月に進めています。
🧑🏫養護教諭が2月にしていること【連携編】
気になる子の“今”を確認する
2月になると、次年度の「クラス替え」を意識する生徒が増えてきます。
一時的に落ち着かなくなる子。
頻繁に来ていた子。
最近来なくなった子。
さまざまな面で“気になる子”が増える2月。いつもと変化がないか。無理をしていないか。つぶさに観察をしながら、校内でさりげなく、声をかけることもあります。
担任や学年と情報をすり合わせる
2月は、教職員間の情報共有もますます増えます。
この前、保健室へきていたあの子、その後様子はどうですか?
今日、保健室へ行きましたよね?なにか話していましたか??
先生方の空き時間をみては、職員室へ行って、子どもの様子を共有します。中には、保健室へ足を運んでくださる先生もいて、
このところ、〇〇さんの表情がちょっと気になって…この後の時間、保健室へ行くように伝えるから、先生からも話を聞いてもらえないかしら?こんなところが気になっているんだけど…
わかりました。本人と話してみますね。
学年や保健室だけで抱えず、おたがい協力し合いながら生徒と関わるーー学校全体で考え、支え合う体制が大事だということを改めて実感します。
“次”につなぐための準備
養護教諭含め、先生方は“今”だけを見ているわけではありません。
- “次の担任”へ“つなぐ”こと。
- “次の学校”へ“つなぐ”こと。
- 卒業後の“社会”へ“つなぐ”こと。
“大人になること”、そして、“社会へ出ること”を意識して、ときに叱り、ときに諭しながら、先生たちは寄り添っています。
🌈おわりに:2月は「そっと寄り添う」月
2月は、年度末が見え始め、環境が変わる前の不安が高まる時期。
生徒の来室理由も、病気ではない、はっきりしない不調が増えます。
ーークラス替え
ーー進級
ーー卒業
本人はあまり意識していなかったり、言葉にできなかったりしていても、心は揺れているもの。もしかして、不安や心配な気持ちがあるんじゃないかな?と意識的に声をかけるようにしています。
2月の保健室は、見た目は静かだけど、書類仕事が山積みの月。そこにいる私は、人知れず“次”への準備を、コツコツと進めているのです。
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ちなみにうちの猫さまは、なかなかごはんを食べないので、一時はかなり心配をしていたのですが、どうやら私たちが食べるタイミングでごはんを食べたいご様子。振り返ると、そういえばお皿の前で、私たちと一緒にごはんを食べる準備をしておりました。
