
こんにちは。
4月が始まりました。来週から始業式・入学式をむかえる学校が多いと思います。
きっとどの学校も、めまぐるしく進む会議に脳内をフリーズさせながら頑張っているのではないかと想像します。(特に異動者や初任者は会議で言ってる内容も、わけがわからないですよね…)
4月の学校は、新しいクラスが始まったばかりで大きな行事はありません。
ただ、養護教諭にとってはこの時期が繁忙期。目の前に迫る健診に向けて、日夜準備と事後措置に追われる毎日が続きます。
今回は、そんな忙しい養護教諭が4月にどんな仕事をしているのかをまとめてみます。
🌸4月の養護教諭の主な仕事
4月は「準備と把握」がキーワードの1か月。
具体的には、以下のような業務があります。
配付書類の準備
4月1日~入学式までの数日で、最初に配付する書類の準備を進めます。
健康調査票と、記入の通知と、視力検査セットと尿検査のセットと…
子どもが登校したら準備はできないと思って、先回ってできる準備をどんどん進めます(子どもが来室したら、子どもに集中したいので)。
保健データの切り替え作業
とにかく新クラスの名簿が一刻も早くほしい!!
これは全国の養護教諭共通の願いだと思います。
いくらデジタル化しているといえど、名簿がないと進まない作業が山ほど。
- 健康診断結果入力シート(Excel)への名簿反映
- 来室記録への名簿反映
- 健康観察表への名簿反映
- 保健調査シートへの名簿反映
アナログでやってた頃と比べてだいぶ作業時間が短縮されましたが、抜け漏れがあるとこわいので、早めに作業を進めて落ち着いてチェックできるようにしたいです。
会議への提案
- 健康診断実施要項
- 保健室利用規定
- 校内救急体制(食物アレルギー研修含む)
- 生徒情報共有(健康面や支援について)
4月早々に始まる職員会議や研修で提案をすることが多い養護教諭。
会議の提案資料の作成し、会議が円滑にかつ整然と話せるよう、提案事項の整理などを進めておきます。
余談ですが、異動したてのときは、前年度までいる状況の分かっている先生に提案をしてもらうようにしています。
保健調査・書類の確認
新学期が始まると、一斉に配付された書類が返ってきます。お忙しい中、期限内提出を守ってくださる保護者の方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです😢
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健康調査票
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緊急連絡先
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アレルギーの有無
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既往歴 など
これらをすべて確認し、必要な情報を整理します。
特に重要なのは、命に関わる情報(アレルギー・持病など)。
ここを見落とすことは許されないため、かなり神経を使う作業です。
小学校からも引き継ぎは受けますが、健康調査票をもとに、家庭へお電話をして状態を聞き取りすることもあります(その節はありがとうございます)。
保健室の環境整備
年度の切り替わりで保健室もリセット💡
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備品の確認・補充
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ベッドや衛生環境の整備
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薬品や消耗品の管理
一見地味ですが、「いつ誰がきても対応できる状態」を作る大事な仕事です。
健康診断の準備
4月から健康診断シーズンが始まります。
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日程調整
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校医・業者との連絡
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名簿作成
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会場準備
健康診断は数か月続くため、最初の設計をミスすると後々すべてに影響します。
仕事は段取りが8割(でしたっけ?)と言いますが、本当にそうだと実感します。
耳鼻科検診は木曜日だから、前日の朝に校医の先生にお電話して、1年生の人数と抽出学年の人数は○人…あ、今月は前日の水曜が休診日だから火曜日に電話しなきゃ。
校医の先生へ前日に電話するという隠れたお仕事があるので、健診シーズンは病院のホームページを確認するのが常。お電話のタイミングもドクターによって違うので、引き継ぎ必須です。
この時期、先生方が実施要項を読んで動いてくれたり、提出された書類を名簿順に並べてくれたり…そんなお心遣いについ涙が出てしまう私です。いつもありがとう😭
🏫新入生対応
特に小学校や中学校では、新入生の対応が増えます。
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環境の変化による体調不良
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緊張や不安による来室
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保健室の使い方の説明
4月は「初めて保健室に来る子」が多い時期。
ここでの関わり方が、その子にとっての「保健室のイメージ」を左右することもあります。
保健室の使い方については、学年集会を通して直接話に行くことにしています。
保健室が少しでも行きやすくなるといいなという願いもあるし、「保健室ってこんなことを大事にしてるんだよ」って話ができるゆいいつのチャンスでもありますから。
😵なぜ4月は忙しく感じるのか
4月の忙しさは、単純な業務量というより「見えない準備」と「責任の重さ」が重なるからくるものだと思います。
例えば、
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まだ関係性ができていない中での対応
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情報が揃っていない状態での判断
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年間の流れを組み立てる初期設計
こういった“基盤づくり”が一気に来るのが4月です。
そのうえ、養護教諭の仕事はどうしても表には見えにくい仕事が多いもの。
「ケガや体調不良の対応」はわかりやすいのですが、実際は
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事故を未然に防ぐための情報整理
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学校全体の健康管理の設計
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見えないリスクへの備え
こういった部分に多くの時間を使っています。
4月は特に、その割合が大きい時期なのです。
🌈おわりに来室は比較的少ない時期でもある保健室
4月は子どもたちにとっても人間関係をつくる大事な時期。
教室での居場所をつくるため、想像以上に毎日気を張っています。
そのため、忙しいとはいっても、保健室自体は比較的来室が少ない時期でもあるのです。
ただその裏では、
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書類に目を通していたり
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頭の中で優先順位を整理したり
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先の予定を組み立てていたり
止まっているようで、ずっと動いているーーそんな状態が続いています。
4月の養護教諭は、健康診断にひたすら追われるながら、目立たないところで学校全体の健康を支える準備を時期。
保護者や先生方の協力が必要不可欠です。
いつもありがとうございます。そして、よろしくお願いします🌸
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ちなみにうちの猫さまは、日々疲れて帰ってくる私を見て少し寂しそう…
余裕がなくてごめんなさい😭猫さまとの日々をちゃんとかみしめないと絶対後悔するから、もっといっぱいナデナデしていっぱい構おうと固く誓った夜なのでした。
