
こんにちは。
繁忙期を終え、ようやく余白を楽しむ余裕が出始めました。
そして気がつけば、このブログを開設して1年が経ちました。
このブログはもともと「自分の人生の記録を残しておきたい」くらいの軽い気持ちで始めたもので、正直なところ1年続くとは思っていませんでした。
飽きっぽい私が1年間続けられたのですから、これはちょっとした事件です。
今回はブログ開設1周年ということで、この1年間で見えてきたことや感じたことを書いてみようと思います。
🗓1年間で書いてきたこと
振り返ってみると、なんだかんだ結構、いろいろな記事を書いてきたなぁと実感します。
養護教諭としての仕事のこと。
保健室での日常のこと。
学校を通じて感じている子どもたちについての記事も書きました。
一方で、同性カップルとしての暮らしや、パートナーとの出会い、制度の壁についても書いています。
ジャンルだけ見るとバラバラですが、自分の中では全部、地続きでつながっています。
どの記事も、「知らない人に少しだけ知ってもらいたい」という思いで書いてきたからです。
🏫学校のことは意外と知られていない
ブログを書いていて一番実感したのは、学校の中で起きていることはこちらが想像している以上に知られていないということでした。
例えば「養護教諭」のこと。「保健室の先生」という名前は多くの人が知っています。
でも実際に何をしているのかとなると、意外と知られていません。
かくいう私自身も。養護教諭になる前はそうでした。
保健室の先生=いつも保健室にいて、ケガの手当てや体調不良の対応をしている人。
なんとなくそんなイメージ。
でも実際は、
健康診断をしたり(それも日程調整や書類等の準備〜通知配布までの事後措置まで)、
アレルギー対応や健康調査のことで奔走したり、
子どもの変化に気づいて教職員や保護者と連携したり、
学校全体の安全を見てるし、
教室環境も気にしている。
もちろん、毎日学年問わず保健室へくる子ども一人ひとりの話を聞いている。
養護教諭という仕事は、想像以上に「学校全体」を見ている仕事です。
ブログで仕事内容の記事を書くたびに読まれているのを見ると、知りたい人は意外と多いのだなと感じていました。
🛌保健室は「休む場所」だけではない
これはこの1年間、何度も記事にしてきたテーマの一つ。
保健室は確かに体調が悪いときに利用する場所。でも、それだけではありません。
- 家では言えないこと。
- 教室では言いにくいこと。
- 友だちにも話せないこと。
そんな思いを抱えた子どもたちが来る場所でもあります。
「仮病かな」と思われるような来室にも、背景を見ていくと別の理由が隠れていることがあります。
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もちろん、毎回名探偵のように真実が見えるわけではありません。
むしろ見えないことの方が多いです。
それでも、「何かあるのかもしれない」と常に考えることは大切だと思っています。
👭同性カップルは意外と普通に暮らしている
もうひとつ、このブログで伝えたかったことーーそれは同性カップルの暮らしについてです。
記事を書いていて思うのは、多くの人が同性カップルの生活を知らない…または、特別な苦労をしていると思っている人が少なくないということです。
ただ、それは当然といえば当然なのかも。
だって、身近に当事者がいなければ知る機会がないから。
だからこそ私は、自分たちの暮らしを書いてきました。
でも、結局のところ「同性カップル」だからといって、毎日特別な日を過ごしているわけではないのです。
休みの日に買い物へ行ったり、
「前にも言ったよね!?」と少しケンカしたり、
夕飯を何にするか悩んだり。
書いていて自分でも思います。「びっくりするくらい普通だな」と。
もちろん制度上の課題はあります。
法的には他人ということで、いちいち二人の関係性を一から説明する手間。
時として、結局「家族」として扱われない場面もあるでしょう。
それでも毎日の暮らしそのものは、多くの人が想像する以上に普通です。
※普通という言葉はあまり好きではありませんが、「一般的」という意味を込めてあえて使います。
でも、このびっくりするくらいの“普通”をとおして、同性カップルが抱えている課題や現実を少しでも知って、時には一緒に声をあげてもらえたらうれしいです。
🌈おわりに:読んでくださっている方への感謝
この1年間、ブログを読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。
ブログを書いてて気づいたのは、「読んでくれる人がいるから続けられる」という感謝の思いでした。
正直、これを読んでくださる人がどんな立場の方なのかはわかりません。
- 養護教諭を目指している学生さん。
- 学校で働いている先生方
- 子育て中の保護者の方
- LGBTQ当事者の方
- 同性カップルとして生活している方
きっと、さまざまな立場の方が読んでくださっているのでしょう。
私は今も、相変わらず保健室でバタバタしながら、家ではパートナーと明日の献立に悩み、猫さまの下僕として仕えながら、日々を過ごしていくと思います。
私は専門家として何かを教えたいわけでも、特別立派なことを語りたいわけでもないけど、これからもなんてことない日々を言葉にしていきたいと思っています。
知らないことを知ることは、他者理解への第一歩になると信じて。
そしてこのブログが、その小さなきっかけのひとつになればうれしいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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ちなみにうちの猫さまは、お腹の舐めこわしが治らず、相変わらず保護服生活…ストレスで余計にハゲるんじゃないかと心配な日々です。
